ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2009年産 シャトー・ドゥ・ラ・ショームを飲んで

ブルゴーニュ・ピノ・ノワール 2009年産

生産者名; シャトー・ドゥ・ラ・ショーム

このワインは、今まで3回程飲みました。今回で4回目になります。このワインの素直な印象としては樽の香りに頼り過ぎすに自然なブドウの美味しさを活かしたフレッシュで生き生きしたワインということになりそうです。

コルクを抜いた時に漂う香りは土の香りでした。鉱物的なニュアンスのある土の香りでした。しっかりした地の香りが感じさせるのは印象的でした。

まだ充分に香りが開いていない状態で口に含んだ時の印象としては果実の甘さは隠れていて酸味がリードしていました。

抜栓後、暫く時間が経過すると、香りは変化を続けて鉱物的な香りを土台に果実の香りが出現するにつれてブルーベリー、アセロラを思わせる香りが重なり合い、どこか野性味のある香りという印象でした。

味わいは飽くまでもミディアムボディであり、香りが開くと前半の酸味は消えてなくなり、果実味が次第に濃縮されていくのを感じました。

完全に濃縮すると結構、バランスが取れていて素直で美味しいワインでした。


このワインに合う料理は???

雛鳥のロースト、軽めのジュと野菜と野菜のピューレで味わう。

少し季節はずれの鴨肉のロースト

鶏肉の葱塩焼にレモンを添えて



[ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2009年 シャトー・ドゥ・ラ・ショーム ¥1,700]

2005年 Le Haut-Medoc de Maucaillouを飲んで

2005 LE HAUT MEDOC DE MAUCAILLOU

このワインは、ボルドーのムーリスで自社畑の葡萄からワインを生産しているシャトーモーカイユが造る手頃なワインです。
ムーリスでは、シャトーシャス・スプリ−ンなどが、素晴らしいワインを産出していることが良く知られています。シャス・スプリーンの様にクル・ブルジョワ・エクセプショネル・クラスに格付けはされていませんが、良質なワイン産出しているという前向きで良いイメージがあるので飲むのが楽しみです。期待が膨らみます。

価格は2,500円ですが、ポテンシャルは、如何なものでしょうか

香りと味わいの変遷について

私的なことですが、最近は、好みに関係なく今まで飲んだことがないワインを中心に色々と試していたので久しぶりのボルドーワインになりました。「以前は沢山飲んだなぁ」と16年程前にワインを飲みだした頃のことを思い出しました。楽しい

以下はテイスティングコメントになります。

最初は、ヨード香とスパイシーな印象、例えば漢方薬を思わせる香りから始まり、カシス、ブルーべリーの香りへと変遷。

またカベルネ・ソーヴィニョンに特有のどこか青味があり、スッとするような印象、あくまでもイメージではミントの様な印象。

最後はチョコレートを思わせる香りへと変遷しながら同時に味わいも凝縮していった。

2005年は、葡萄の作況としては素晴らしい年だったそうです。果実味が豊かですが、決して重過ぎずバランスに優れている様に感じました。尚且つ上品な香りと味わいを持つワインでもありました。価格が2,500円はコストパフォーマンスが高いことは確かですグッド

このワインは、牛肉との相性が良さそうです。このワインを牛フィレ肉のステーキ、マスタードソースと一緒に合わせて味わうことでより美味しく感じることが出来るのではないかと感じましたディナー







超レアワイン!! 1990年産シャトーイケムの世界 Vol. No7

1990年産 シャトーイケムの世界 

先週の土曜日、2010年3月5日の午後、貴重なワインのコレクションを保有する方のご好意で1990年産のシャトーイケムをご馳走になりました。



まさか、そんな、シャトーイケムをいただけるなんて。夢のような一時でした。

本当に有難うございました。久しぶりに出会った記憶に残る感動的な1本でした。

また一生に一度飲めるか飲めないかの素晴らしいワインを飲んだ時に味わった感動を時間が経過した今でも目を閉じれば、その時の感覚を思い出すことができる程に素晴らしいワインでした。

ここからは、一緒に感動を共有した参加者の方よりいただいたコメントです。

(テイスティングコメント)

皆様もよくご存知の事とは思いますが、世界の貴腐ワインの最高峰であるシャトーイケム!!それも今世紀最高の出来、1990年産!

今年で20歳を迎えるこのイケムは、琥珀色から少し濃い色調に変化しておりグラスに注ぐと芳醇でシェリー、ウイスキー、又はブランデーの様な深みのある芳しい香りが広がり、至福のひと時を感じさせてくれます。

一口含むと暫くはその余韻に浸ることが出来ます。上品な洗練された控えめな甘さは、まさに優美な夢見心地へと誘ってくれます。

このワインは、私たちにとって、とても印象的で決して生涯忘れられない1本となりました。

まさに「神の雫」に感謝!!感謝!!




以上、テイスティングコメントでした。

例え一滴であっても心から深い感動と満足感を得ることができる程に濃縮された1本でした。そのことをその場にいた4人全員が感じました。

将にこれこそ神の雫と云えるワインではないかというのが4人共通の感想でした。

ワインは自然の力と人の力を合わせることで素晴らしいワインが出来るのだと言われます。このシャトーイケムというデリケートなワインは、より多くの手間と時間をかけることによって造られる特別なワインなのかもしれません。



他方、シャトーイケムは、時に神秘的な自然の力を感じさせるワインであってシャトーイケムには、飲んだ人の間だけで感動を共有できる唯一のまた他にない世界観がありました。


余談;このシャトーイケムを開けてくださった方のアイデアでハーゲンダッツのバニラにこのワインを少しだけかけて食べたら美味しそうだから試してみようと近所のローソンで買ってきたハーゲンダッツのバニラを少しだけ食べてカップに窪みを作った後、シャトーイケムを少しだけ入れて食べてみるとアイスクリームの味が180度変わり、切れが良く、甘さも控えめで上品な高級フレンチのデザートさながらに変化したのには一同驚きました。



ビッグヴィンテージの1999 ! ! 「サヴィニ・レ・ボーヌ」を飲んで・・ Vol. No.6

ビッグヴィンテージの1999 ! ! 「サヴィニ・レ・ボーヌ」を飲んで・・

2010年2月28日、夜、1999年産のサヴィニ・レ・ボーヌ、レ・ラヴィエール(ルイ・ジャド)を抜栓しました。
bottle 1999

(テイスティングコメント)
抜栓した時、静かに少しずつテロワールを思わせる土の香りが、ボトルの口から漂いだす。更に樽に由来するスモーキーな香りと混ざり合い、燻製、例えとしては必ずしも適当ではないかもしれないが、香りよくスモークされたベーコンのような香りが印象的だった。

土の香りは、決して控えめな印象ではなく、強烈な個性を放つ人間のように香りが次第にグラスの中でその存在感を増し、強く、どこかどっしりとした印象が。時間を掛けて香りと味わいの変化を楽しめる頼もしいワイン。

wineglass
テロワールに由来するしっかりとした土の香り。この土の香りが強いとどこか金属的なニュアンスさえも。
その香りに隠れている果実味は、シルエットだけ顔を覗かせている様子。

香りから判断して完全に閉じていて果実味の全体像は、現時点では明らかになっていない状態。


強いて云えば、赤黒い果実、例えればブラックカラントとフランボワーズの様な印象とラズベリーなどのワイルドな香りを掛け合わせたような、何とも説明するのが難しい香りだった。

このワインは、今も熟成の途上にあり、将来性のあるワインであることは確実。明日までコルクで再び栓をして保管して置けば香りが開花して果実味に溢れていて、まろやかな口当たりを期待して本日のテイスティングは、ここまで。続きは、また明日。


2日目
2日目にしてようやく主張の強い土の香りとスモーキーな燻製の様な香りから少しだけ開花してブラックカラントとフランボワーズの様な香りが少しだけ顔を出した


グラス内の残り香には少し黒砂糖のような印象も。
最後は、当初の土の香り、燻製の香り、フランボワーズ、ブラックカラント、ブランデー、そして黒砂糖が完全に溶け込み、口蓋から胃の中へ流れ込んだワインの余韻が口の中だけではなく胃の中からも熱気として溢れてきた

味わいはとてもまろやかで厚みのあるものだった。

しかししっかりとしたタンニンもあり、まだまだ本当に美味しく飲むには熟成のための時間が必要。、ブランデーの様な熟成感を示す印象が出始めたところだった。少なくてもあと4年、出来れば9年は寝かせて15年〜20年目でもう一度飲んでみたい。








飲み頃、掘り出し物ワインを発見 !! Vol. No.5

飲み頃、掘り出し物ワインを発見!!


何か飲み頃でしかも値段もそこそこの白ワインはないかと思い、1月29日の夕方にお店に立ち寄った際、店の入口の左側にあるガラス張りのワインセラーに寝かされているワインを1本1本食指していると飲み頃と思われる白ワインを発見しました。

そのワインは、1998年産のシャトー・ド・シャントグリーブ・キュベカトリーナという名前のワインで、産地はボルドーのグラーブ地区です。

グラーブ地区は、シャトーオーブリオンなどの赤ワインが有名ですが、驚くほど美味しく素晴らしい白ワインを産出する場所としても知られています。
”私は、赤ワインしか飲まない”という人でもグラーブ産の飲み頃の美味しい白ワインを飲めば、きっと虜になることでしょう。

以下はテイスティングコメントです。

1998年産 シャトー・ド・シャントグリーブ・キュベカトリーナ

1998年ということは今年で12年目を迎えるワインというだけのことはあり、色は、黄金色を呈していて、グラスに注いだ時に立ち上る香りは、土に由来する香りに隠しきれない程にマンゴーのようなトロピカルな香り!

開栓後、30分で香りが開き,マンゴー,カスタードクリーム,ビスケット、更に時間が経過すると花梨、蜂蜜のような印象を持ちました。

味わいは、決して軽すぎず、重すぎず適度なバランスで舌の上を転がり、とても上品な味わいでした。


このワインを美味しく飲むコツは、決して冷蔵庫などで冷やさずに少し冷たいかなというぐらいで良いのだと思います。

蒸し物でとろみのあるあん、例えば銀あんなどがかかった料理、鱈の白子を使った料理などあまり癖のなくじんわりとした滋味のある料理に良く合いそうです。

KO CLOS DE LA ROCHE 2006 -vol.4-

KO clos de la Roche 2006

2006年産のKO clos de la Rocheというフランスはロワール地方の赤ワインを12月10日の夜に飲みました。

同日、仕事を終らせて帰宅、夕食時にそのワインを飲もうかと思っていました。

しかし料理が全くワインに合いそうになかったので夕食時には開けず、風呂上りに飲むことに急遽、計画を変更しました。

ワインを風呂から出てきた頃には美味しく飲める状態にしておきたっかたのですが、ワインボトルがすっかり冷え切っていたのでコルクを抜いた後、浴室内に持ち込み、浴槽にぬるめ加減で湯を貯めました。

その後、半身浴をする前にその抜栓したコルクのワインの液面に接していなかった反対側を下に向けて再度、軽くコルクをボトルの口に捻じ込み、浴室で体と髪を洗っている間、浴槽に漬け置きしました。

すっかり冷えてしまったワインをじわじわと湯につけることで室温に戻し、香りを少しでも早く開花させようとしました。時折、コルクを抜き、香りの変化を観察してみました。

すると最初は、かなり強く土壌に由来すると思われる香りが微かに漂い、
次第に木苺とプラムが混ざりあったような野性的な赤黒い果実風の香りと適度な酸味もある様子でした。

このワインは完全な有機栽培で作られていてマルベックという葡萄100%が使用されているそうです。

浴室を出た後、ボルドーワイン用のグラスにワインを注ぎ飲んでみました。

しかし全体的なこのワインの構造、香り、味わいの印象としてはブルゴーニュに似ていたので急遽、ブルゴーニュ用のグラスに変更しました。

するととてもバランスがとれていて、ブルゴーニュのワインと勘違いを起こすほど、野性的な果実味、そして飲み終わった後のグラス内の残り香はカラメルのようでした。とても好印象でした。

仮にこのワインはブルゴーニュのワインだといわれたら多くの人が信用するかもしれません。

厳密に云えば、ブルゴーニュとは異なる筈ですが、部分的にかなりブルゴーニュというよりピノノワールに似ています。

ワインセラーよしもと「クリスマスディナーパーティー in ISOLATE GARDEN FRAME」 -vol.3-

クリスマスディナーパーティーで試飲したワインのコメントです。


このパーティーが開催されたのは約1週間前の2009年12月5日で、今ではかなり時間が経過しているので曖昧になりつつある記憶を呼び戻しながら慎重にコメントを書かせていただきました。読みづらい点、或いは不適切な点があるかもしれませんが、最後までお読みいただけると幸いです。


1杯目; ぺリエ ジュエ、ベルエポック 1995年 1,500ml

最初に飲んだワインは、フランスのシャンパーニュ地方に拠点を持つペリエジュエという生産者が醸造するシャンパンでした。そのシャンパンの名前は、ベルエポックといい、また通常のボトルサイズである750mlの2倍の容量が入った1,500mlでした。

1995年産ということで既に今年で14年の歳月が経過していたのでグラスに注がれたシャンパンを鼻に近づけた時に鼻にツンとくるガス、それから口蓋に入れた時の刺激は長年の歳月を経たことで角がとれてまろやかな印象でした。全体的な印象としてはとても控えめで上品なものでした。やさしく、繊細でミネラルを感じる古慣れた味わいでした。


2杯目; ルイ ラトゥール コルトン シャルルマーニュ 1995年 750ml

以前に1987年産の同ワインを飲んだときにとても深い感銘を受けたワインをヴィンテージ違いで久しぶりに飲めると聞き、会に参加することを決めたほど楽しみにしていた1杯でした。

グラスに注がれたこのワインの色は、ゴールドに輝いていて、香りはまだまだ閉じている様子がグラスから伺えました。暫く時間が経過するとワインは濃縮されて、熟したトロピカルフルーツ、ナッツ、蜂蜜のような香りが複雑に絡み合い、決して軽くなく、また重くもない絶妙のバランスで口蓋から食道をビロードのように滑り、胃の中に入った後に、胃の中から再び、アルコールの熱気と香りが食道、鼻から抜ける、最初から最後まで充実したワインでした。


3杯目; ドメーヌ モンティーユ ポマール グラン ゼプノ 1978年 1,500ml

3杯目のワインはユベール・ド・モンティーユという生産者がブルゴーニュのポマールで1978年にピノ・ノワールという葡萄を使って醸造した赤ワインでした。

1978年生まれということは、人間でいうと31歳で、まだまだ若造ですが、ワインにとって31歳はかなり年期の入った高齢者に近い年齢だと思われます。

ポマールのワインの味わいは、どこか筋肉質で逞しく、豊かな果実味があるという印象でした。

しかしこのワインは既に相当な年月が経過いるのでゴツゴツした印象はなく、角が取れて熟成された味わい、例えば、熟成された木苺、プラムのジャムのような香り、刺激や抵抗がなくなってブランデー、ヴィンテージポートのような印象がグラスの中で一体となって落ち着いた雰囲気を醸し出していました。

熟成感がある中にどこか新鮮な果実味も感じることが出来て丁度、今が飲み頃でした。


4杯目; シャトーベイシュベル 1990年  1,500ml

シャトーベイシュベルは、サンジュリアンの格付けシャトーです。サンジュリアンのワインと云えば、シャトーレオヴィルラスカース、デュクリュボーカイユなどが有名ですが、それぞれに個性的な味わいのものが多い様です。

19年の歳月を経て、若い時にはなかったと思われる熟成感と渾然一体となった味わいがグラス内に表現されていてミディアムボディーでバランスのとれた1杯でした。

抜栓時からかなり時間が経過していたのでカシス系の豊かな果実の甘さが濃縮されていてタンニン、酸が少なく、今が飲み頃の様子でした。このワインの構造は骨太なタイプではないので今が飲み頃なのかもしれません。


5杯目; ウイリアム セリエム ピノ・ノワール
      コーストランド ヴィンヤーズ  2006年 750ml


ウイリアムセリエムは、カリフォルニアでピノ・ノワールを使ったワインを造る生産者でとてもやさしい、赤黒い果実を思わせる果実味を強く感じましたが、決して甘すぎず、適度な酸が全体を引き締めている印象でした。鼻からアルコールの熱気が抜けることからかなりアルコールが強いと思いました。

しかし造りとしては、非常に均整のとれていて、まだ若いヴィンテージですが、既に適度に熟成感があったので既に美味しく飲むことが可能な様子でした。




(最後に)
自己流の拙いコメントで失礼しました。最後までお読みいただいた方には感謝の気持ちで一杯です。誠に有難うございました。


シュールダルク シャルドネ ヴィエイユヴィーニュ2008年 -Vol.2-

シュールダルク シャルドネ ヴィエイニーニュ2008


(ヴィエイヴィーニュ---古木)
このワインに使われている葡萄の木は、古い葡萄の木、即ち、古木です。この古木は、若い木に較べて葡萄の木としての樹齢が永いということだけではなく同時に永い年月を掛けて葡萄の木の根が地中の深くまで達しているため地中の奥深くから養分を吸収できるからより深い滋味があるワインが多いようです。

本日、2009年11月10日、シュールダルク シャルドネ ヴィエイニーニ2008年というワインを2日に分けて飲み、味と香りの変遷を辿ってみました。

第1日目
このワインは¥1,400と手頃な価格のワインですが、古い葡萄の木になる葡萄を使って作られたワインというのに惹かれました。

まずこのワインを抜栓して直ちにグラスに注いでグラスを鼻に近づけて香りを嗅いだところ、石灰質を思わせる土の香りから始まり、ドライイーストと
何かはっきりしませんでしたが、果実を思わせる香りが相まってグレープフルーツのような印象を持ちました。全体的な味わいとしては軽めでバランスが取れていて辛口のワインという印象でした。

香り、味わい、スタイルはとても上品で控えめなワインでした。
しかしどこかまだ香りが閉じていて魅惑的なシルエット、即ち、香りと甘みが隠れている印象がありました。

値段は手頃ですが、高級なワインの持つスタイル、香りをこのワインの生産者は意識しているような印象も持ちました。

第2日目
ボトルに半分残した状態で栓をして放置して置いて夕食後にコルクを抜いて
グラスに注いでみました。


コルクをした状態で長時間放置したのでボトル内の空気を得て香りが相当に開いていました。

味わいも濃縮されつつある印象をワインを注いだグラスから感じました。

実際に飲んでみると初日には感じることができなかったトロットした甘味とコクが出ていて変貌ぶりに驚かされました。

時間が30分くらい経過した段階でもう一杯グラスに注いだところ甘さとコクが更に濃縮されていて決して軽いワインではなく初日の印象とは180度異なっていました。

バニラが少しだけ入ったカスタードクリーム、花梨のような印象でした。

程よい甘さとコクがあり、全体的なバランスが取れていて最後まで上品な印象のワインで終りました。まるでスケールは小さいけれどシャサーニュモンラッシェの様でした

シャトーマグドレーヌ1989年を飲んで -Vol.1-

初めて俊ちゃんコラムとしてブログに記事をアップします。以後、宜しく
お願いします。本日は初回ということでワインに関係することで何から書けば良いかと考えてみました。その結果、飲んだワインの感想を書くことにしようと思います。

シャトーマグドレーヌ1989年

シャトーマグドレーヌはフランスのボルドー右岸地域のサンテミリオンに
位置するムエックス社が所有するシャトーです。ムエックス社を代表するワインといえばシャトーぺトリュースが特に有名ですが、マグドレーヌも生産本数が少ないせいか見かけることが少ない珍しいワインの1つかもしれません。


久しぶりに飲むヴィンテージワインということで昨夜、2009年10月23日の夜に緊張しながらワインのコルクを抜いたところコルクがワインに直接接する面は、かなり黒く染まっていました。
 
しかしコルクはまだ全体的に湿り気を帯びてはいない様子でコルクは綺麗な状態でした。まだ飲むには若くてもう少し寝かせて熟成させると全体的にコルクが湿ってくるかもしれません。そういう点ではまだ熟成の途上にある様子でした。

まず瓶の口に鼻を近づけると瓶の口から漂う香りはまるで酒精を強化されたお酒、例えばヴィンテージポートを思わせる香りを連想することが出来ました。それから30分ほど経過するとドライフルーツ、とりわけ乾燥したプラムを思わせる香りへと変化して更にはなめし革、少しだけ腐葉土の様な香りも楽しめました。まだ腐葉土の特徴は出始めたばかりで顕著ではありませんでした。まだ空けずに寝かせておくのが良かったのかもしれません。

味わいは適度なふくらみが口の中で感じることが出来て控えめで適度な甘さがありましたが、タンニンが少し目立っているような気がしました。反面このタンニンがワインの骨格を支えているのかもしれません。

色はまだまだ色が濃く、枯淡には程遠い様子が色から窺えました。


まだまだ発展の途上にあるのは様子ですが、全体的に香りと味わいが変化するスピードが速かったのが少し気になりました。

もっと熟成させて枯淡の味わいが出てくれば香りと味わいも軟らかくなり
更に満足感がアップするかもしれません。適度に甘みがあり、バランスがとれていて素晴らしいワインでした。ただ贅沢かもしれませんが、もっと優雅さのようなものがあればもっと満足できたかなと思いました。

2009年10月24日



※シャトーマグドレーヌ1989年は、1998年よりワインセラーよしもとさんの”ワインセラー”にて管理されておりました。(購入は2000年頃だったと思います。)

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